初期費用について

ポケットwifiを使い始めるにあたって、さしあたって一番大きいのは端末の購入費用です。通販サイトで検索すると実に多くの機種がヒットします。一体何を買えばいいのやら。ルーターですから基本的な機能はみな同じです。信頼性についてはレビューや比較サイトなどから判断するとして、付加機能が必要かどうかを見ていく必要があります。

モバイルバッテリーとして機能するものやタッチパネルで操作するものもあります。ひとつ気をつける必要があるのはLANケーブルを繋いで無線LANの親機として機能するものです。現在発売されているスマートフォンやパソコンはほとんど「IEEE802.11ac」(以下11ac)という高速通信規格に対応していますが、この11acは屋外での使用が電波法で禁じられているためポケットwifiは11acに対応していないケースが多いのです。固定回線をギガプランで契約していても11acは使えません。インターネットの実効速度という面から見ると11acの恩恵はあまりないのが現状ですが、LAN内のファイルサーバーにアクセスする場合などは考える必要があります。

ポケットwifiはSIMを差して使いますが。どのSIMを使うかも検討する必要があります。例えば引っ越し直後で固定回線がまだ通ってないときや屋外イベントで使うなど期間限定で転送量が多い場合は契約した総転送量を使い切るまで転送量規制のないプリペイドSIMが向いています。

ガラケーとタブレット2台持ちなどの場合はスマートフォン単体のテザリングと使い方自体に変わりはありませんから、通常のデータSIMを使います。家族や会社でのパケット融通でトータルで安くなるのだったらキャリア契約でもいいですが、料金プランが細かく分かれていて自分の用途に近いものを選びやすいMVNOのSIMを使うことが一般的です。MVNOのSIMですと端末にSIMを差すだけですが、キャリアとの契約だと事務手続の手数料も払う必要があります。